こんにちは
今日は歯のかみ合わせについて
皆さんは顎がガクガクしたり、耳の前あたりでカクンと音がなったりした経験はありますか?
それは顎関節症になりかけている又はなっている症状なんです。
顎関節症とかみ合わせ全く関係ないと思われがちですが実は関係が大有りなんです。
歯と歯の接触も噛み合わせにとって重要ですが上顎は頭(頭蓋骨)にくっついている為動きがありません。
ではどのように咀嚼運動(食べ物を食べる行為)ができるのかというと下顎(下あご)が筋肉の働きによって上下左右に3次元的に動くことで咀嚼運動を行うことが可能となります。
その下顎の運動の軸となるのが顎関節と呼ばれる場所なんです。
わかりやすく言うとひじやひざなどの関節のようなものですね( ◠‿◠ )
この顎関節がズレていると中心がずれていることになる為かみ合わせも絶対に合わなくなってきます。
そうすると悪循環!!
中心がズレる →かみ合わせが合わない →合わないから噛める位置を探してかむ →過剰の負担が歯にかかる →歯が痛い・アゴが痛い
といった悪循環に陥ってしまい最悪の場合歯が割れて抜かないといけなくなってしまいます。
だからアゴの異変はかみ合わせがズレてきているサインなんです!
今まで歯だけを治してもまた悪くなる、そしてまた治療することを繰り返していませんか?
それでは歯が弱くなってしまいますよね。歯はなるべくなら削らない方がいい。(これは私の自論ですが・・・)
実は顎関節(中心)がズレているから問題が生じているかもしれません。
かみ合わせと顎関節は切っても切り離せない関係。
かみ合わせが悪くなる → 顎関節症になりやすい 顎関節症である → かみ合わせが安定しない
といったようにかみ合わせと顎関節はつながりがあります。
非常に複雑ですね( ̄^ ̄)
当医院ではかみ合わせ・顎関節の治療はもちろん、これ以上悪くならないように予防にも力を入れております。
何か気になること・お困りのことがあれば何でもご相談してください。