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レントゲンについて

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歯のマメ知識

こんばんは。

やっと改装工事が終わり、なんとか明日から治療できる形となりました。

皆さん、長期お休みさせて頂き申し訳ありませんでした。

さて本日は少し改装工事から離れて治療に関するお話を。

歯科医院に行くと治療の前にレントゲンを撮影すると思いますが、撮影するレントゲンについて説明させて頂きます。

歯科医院で撮影するレントゲンには、デンタルレントゲン(部分的なレントゲン)、パノラマレントゲン、CBCT(歯科用CT)等たくさんの種類があります。

今日はデンタルレントゲンとパノラマレントゲンの違いについて。

パノラマレントゲンでは

頚椎、下顎骨、下顎管、上顎洞、鼻腔、眼窩、顎関節など大きく診ることができ、口腔全体の歯科治療の計画を立てるための情報収集が可能となります。

しかし、歯周病やムシ歯などがどれだけ進行しているかは大まかに解っても詳しいことまでは判断できません。

それに対して、デンタルレントゲンでは

部分的なレントゲンを繋ぎ合わせて全体的に判断しますが病変の変化や歯槽骨と呼ばれる歯の周りの状態をより詳しく判断することが可能となります。

このレントゲンはムシ歯治療だけでなく特に歯周病治療にとっては大変重要な資料となり欠かせません。

パノラマレントゲンと比べてより詳しく歯1本1本を診断することができるため歯周病の進行状況や、骨吸収の状態、小さな虫歯、歯の破折等細かいところが診断することが可能となります。

このレントゲンの欠点としては顎関節、鼻腔といった全体像を把握することができないことです。

それぞれのレントゲンに利点・欠点はやはり出てきてしまいます。

さらにレントゲンは2次元の情報であるため一つのレントゲン画像から全てと知るのは困難となります。

むやみにレントゲンを撮影することは絶対に避けなければいけませんが、治療範囲を最小限におこない、治療を成功へと導くためにもレントゲン撮影は必要な治療の一つとなります。

そのため、歯周治療もそうですが、他の治療においても肉眼で確認できないような病巣もレントゲンとパノラマ、状況に応じてCBCTなどを撮影し、より詳しい情報を得ることで正しい判断ができ、正しい治療をおこなうことができるんです。

当医院ではCTも設置しており小さな病巣も見逃さないよう日々治療に取り組んでおります。

また、レントゲン撮影後は必ず詳しくご説明をさせて頂き、納得していただいた上で治療をすすめていきますのでご質問等あればなんでもおっしゃってください。

 

 

 

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